裸婦

  作者 オーギュスト・ルノワール(1841〜1919年)  油彩 50.5×39.0cm
  やさしい丸い形態。宝石の輝き。豊満な肉体を、
  情熱的な深度を深めた色感で描いたルノワールの裸体画の数々。
  それらは画面いっぱいに官能の愉悦を繰り広げている。
  「もし女の乳や尻がなかったなら、私は画を描かなかっただろう」
  と彼は言った。
  彼は女体に美の極致を見出し、日常生活の描写を捨てて、
  晩年はひたすら裸体に閉じこもり、尽きることのない生への賛歌を
  高らかに歌い上げている。