三甲美術館

　2月24日（水）「横山幸雄ピアノリサイタル」を開催いたししました。
=横山幸雄さんはショパン国際ピアノコンクールで日本人最年少入賞するなど、国内外で活躍されている世界的ピアニストです。例年年2回、当館で演奏を行っていただいていておりますが、昨年の夏公演は新型コロナウィルスの影響により中止、今回1年ぶりの演奏会となりました。

=第1部ではベートーヴェン生誕250周年のアニバーサリーイヤーにちなみ、ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」」と「ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109」の2曲が演奏されました。
=また、第2部ではデビュー30周年に伴い、記念Tシャツを身に纏った横山さんが登場。「バラード 第3番 変イ長調 Op.47」ほか、横山さん十八番であるショパン6曲が披露されました。
=春の近づきが感じられる温かい昼下がり、会場には横山さん粒の揃った時には繊細、時には力強く可憐で素敵な音色が響き渡り、大変充実した時間を過ごすことができました。
=新型コロナウィルス感染症拡大対策のため、座席数を減らしての開催となりましたが、今後も感染症対策を行ながら、お客様に楽しんでいただける空間を提供できるよう取り組んで参りたいと思います。