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学芸員コラムCOLUMN

2022年6月2日 更新 / 企画展について

宵・明けを描く

春もあっという間に過ぎ、段々と暑い日が増えてきました。今年は少し遅く先月末、ようやく今年初の沙羅の花が咲きました!

 

6/1(水)より企画展「宵・明けを描く」を開催いたしました。所蔵品より夜・朝をテーマとした風景画を展示しています!

 

加藤栄三「鵜飼」 岐阜県生まれ。

同期には東山魁夷などがいる。徹底した写実のもと、花や鳥、魚などのいきものをよく描き、50歳を過ぎてから鵜飼シリーズを描き始める。 動きのあるものに向き合うことが多く、移ろいゆく自然の一瞬の変化を巧みに描いた。

 

小野竹喬「朝富士」

竹内栖鳳の下で伝統的な日本画を学び、生涯を通じて日本の自然の美しさを描き続けた。 初期は西洋美術へ強い関心があり、南画風の画風であったが、晩年は西洋と東洋を組み合わせた独自の素朴で温かみある画風となる。

 

本企画展の期間は~8/29(月)まで!ほか平山郁夫や堀文子ら計9点の作品を展示しています。
(昨年の沙羅双樹の様子)

6月は沙羅双樹の花の見ごろの時期なので、庭との景色と合わせてこの機会に是非ご覧ください!